社長ご挨拶

e4cのホームページを久し振りにリニューアルいたしました。
e4cはそもそも基本的にコミュニティーです。仲間の集いの場です。相談したり、されたり、ときに一緒に行動したり、コラボレーションの場でもあります。何しろ「1社でできないビジネス」を標榜してきたのですから共創（コ・クリエーション）の場でもあります。近年e4cの事業自体も大分変ってきましたので、これを機に改めてホームページをうまく利用して、情報の告知とメンバー間の交流を図っていきたいと思います。

e4cの設立の動機と経緯は「設立趣意」にある通りです。異業種連携で世界に発信できる新規ビジネスを創出していこうというのがそもそもの理念です。2000年の設立以来20年近くこの理念を中心に活動してきました。この活動の本質は今でも変わりません。しかし時代の色や型は変わります。それに応じてe4cの活動の現象面は変化します。

2002年に始めた、ビジネスリーダーの育成事業「起業フォーラム」は今年2018年で第31期を迎えましたが、この間「次世代経営者の養成」もやってほしいというリクエストもいただいていました。今や経営者養成研修やリーダーシップ研修などe4cの理念に合致した人財啓発事業が立ち上がっています。またコンサル事業も、ビジネスパートナー制度を援用した新たな展開を取り入れています。コラボレーション事業もあります。今回のリニューアルではぜひ新たなポイントをご覧になってください。また皆様とご一緒できるプログラムが見つかると思います。

今年は、今までになく世界は混迷の度合いを深めています。
特に政治的な動きは予想すらできません。トランプ大統領に揺さぶられた動きもあります。まるで仮想実験を見ているようです。「こんなことをしたら世界はどうなるだろう？」と思っていたバーチャルシミュレーションのようなことをこともなげに本当にやってしまう。それが今の状況です。誰がイスラエルの首都をエルサレムだと認めたでしょうか？ヨーロッパも、英のEU離脱だけでなく、ドイツ、イタリア、スペインもポピュリズムや保守主義に流れているようです。EUの理念はどこに行ったのでしょうか？
技術やビジネスの領域でも、AI、IoT、ブロックチェイン、自動運転に仮想通貨、変化は止まることを知りません。世の中は大きく変わろうとしています。

さて我々はどうすればいいのでしょうか。指をくわえて待ってなんていません。意志と力はいつも既に我々の中にあるのです。それがe4cです。皆さんと一緒に知恵を出しながら、世界をリードするほどに多事多難を乗り切っていきたいと思っています。