第111回e4c-village協議会について
皆様、この暑さ、何とかならないのかとは呟きつつも、お元気にお過ごしのことと思います。
あまりにも青い夏空が広がっています。夕立のひとつもほしいところです。
お盆休み、夏休みで外に出る機会も多くなると思いますが、熱中症にはぜひお気をつけてください。
さて、第111回e4c協議会のご案内です。
先日の第110回特別講演では大徳寺の和尚さんに「心」の話を聞きました。
最も多い感想は、「是非今度お寺に伺いたい。」でした。
今回のテーマはまたいつもの「知のネットワーク」系の方に戻りますが、
e4cは「知と心の交差点」ですから、今後とも是非「心のふれあい」をお忘れなく。
さてさて、今回のテーマですが、3月、4月に取り上げたクラウド特集の後に、
ソフトバンクモバイルの白石さんからクラウド特集第3弾としてスマートフォンを
取り上げないかという打診がありました。
問題は、クラウドに焦点を当てたスマートフォンにすべきか、スマートフォンを
取り上げる中でクラウドにも触れてもらうか、要は重点をどこに置くべきか、という
ポイントで、白石さんとも、プログラム委員会でも、周囲の人たちと議論をしました。
振り返ればかつてスマートフォンを取り上げたのは2007年11月第85回でした。
当時は、2007年年初にアップルからiPhoneの発表があり、6月に米国で発売
されたこともあって、スマートフォンの動向がずいぶん取りざたされていました。
日本での発売はさらに1年後の2008年7月でした。この間、今年に入って
ドコモのソニーエリクソン・エクスペリアやiPadの発売もあり、スマートフォン市場は
様変わりしてきました。iPadは、ご存知の通り、発売と同時にブームになりました。
ユニクロはiPadを企業として導入を決めました。電子書籍の話ともダブって、
このところスマートフォン、iPadは花盛りの話題になっています。
最終的に今回は、久し振りに「スマートフォン第2弾」としてスマートフォンを中心に
取り上げることにしました。多くの人から言われたのは、スマートフォン、iPadは
本当に企業のビジネススタイルを変えるのか、という点です。
ここには活きるけど、あそこには役に立たないとか、議論はいろいろあるようです。
白石さんは、現在MCPC(Mobile Computing Promotion Consortium)の
スマートフォン推進委員会の委員長をしていらっしゃいます。
今回は各企業からの講演ではなく、MCPCの立場から広くお話を伺うことにしました。
特にビジネススタイルへのインパクトを考えると、1社の立場より、全体を捉える
スコープと広い事例紹介のほうが目的に合っていると思います。
プログラムにご紹介する講演者の方たちは、それぞれ所属の会社はありますが、
今回はMCPCの立場でお話していただきます。
新しい可能性には積極果敢に挑戦してみましょう。何かが見えてきます。
通り過ぎてしまう前に勝利の女神の後ろ髪をつかんでみるチャンスかもしれません。
是非奮ってご参加下さい。語り合いましょう。それでは会場で!!
株式会社イーフォーシーリンク 横野 滋