e4c-link > e4c-village > 活動 > 協議会開催報告 > 第113回e4c-village協議会

第113回e4c-village協議会 報告

第113回e4c-village協議会
協議会
『スマートグリッドが社会を変える!~新たなビジネスチャンスを求めて~』
スマートグリッドという言葉はすでに20年前から使われていたそうです。時代は変わり、意味するところも大きく変わりました。今では単なるスマートな送電システムということではありません。再生可能エネルギー、電気自動車、 地球環境、二酸化炭素排出権、など新しいキーワードが付随してきています。 ネットワーク系も、エネルギー系、制御系、情報系と多層構造になってきます。ライフスタイルのインフラ系も変化していきます。その上で新しいサービスも生まれてくるでしょう。人類の知恵の集大成を予感させます。まだ緒に就いたばかりですが、大きな可能性を秘めた世界を覗いてみましょう。皆さんにとっても新たなビジネスチャンスをもたらしてくれるかも知れません。

開催日時:
2010年11月19日(金) 
協議会 15:00~18:00 (開場 14:30~) / 懇親会 18:00~20:00
開催場所:
大日本印刷株式会社 DNP五反田ビル (東京都品川区西五反田3-5-20)

<プログラム>
時間
主な内容
講演者
15:00 ~ 15:30 主催者挨拶・参加者自己紹介 株式会社イーフォーシーリンク
代表取締役社長 横野 滋
15:30 ~ 16:15 「世界のエネルギー需給構造、そして我々の生活の変革を促すスマートグリッド」 中西 宏典氏
経済産業省 産業技術環境局
基準認証政策課長
地球環境問題への対応、電力供給信頼性向上等の観点から、急速に関心を持たれるスマートグリッド。ICTのさらなる活用により、世界のエネルギー需給構造、我々の生活の変革をもたらし、新たなビジネスを拡げる可能性について、社会的、産業的なビジョンを念頭に考える。
16:25 ~ 17:10 「スマートグリッドの開発経緯と国際標準化動向(IECの活動)」 合田 忠弘氏
九州大学大学院 システム情報科学研究院
電気電子システム工学部門
教授 工学博士
スマートグリッド(次世代電力ネットワーク)は現在の電力事業の形態や電力系統の構成に密接に関係する。そこで、各国の電力事業の違いを含めたスマートグリッドの構築背景や定義、更にその発展形態としてのスマートコミュニティーについて概要を報告するとともにスマートグリッドの国際標準化活動(特に欧州の活動)の概要を紹介する。
17:15 ~ 18:00 「東京電力のスマートグリッドへの取り組み」 岡本 浩氏
東京電力株式会社
技術部スマートグリッド戦略グループ
マネージャー 工学博士
スマートグリッドについては、世界各国で実証事業やスマートメーターの導入、配電自動化などの取り組みが進められている。東京電力がスマートグリッドに取り組む目的とその将来ビジョン、また現在進めている各種の実証事業への取り組み状況について、欧米の電力会社における取り組みとも対比しながら解説する。
18:00 ~ 20:00 懇親会